オトナになってからの歯科矯正のメリットとは

私は30歳を過ぎて、歯の矯正をしました。誰が見ても歯並びが悪く、かみ合わせが悪い、という状況ではなかったのですが、歯は一生大切に、と思いやってみることにしました。

30歳を超えて歯科矯正　やって本当に良かった

歯の矯正って子供の時にするイメージありませんか？　学生の時、数人はブリッジをつけている子がいたような・・・。歯は一生大切に、自分の歯で食事したい！と思い、より長く使えるように整えた方がイイかなと思って、思い切ってやってみることにしました。

学生の時は歯の矯正が必要なほど歯並びが悪いわけではなかったのですが、歯科矯正できちんと画像と一緒に分析してもらうと、整っているわけではありませんでした。。。

そのため、マウスピース型で歯にはめれば整っていく状態ではなく、やはり上下にあのワイヤーのブリッジで矯正しないと治らない状況でしたね。

上下にワイヤーを付けてからは、今までなかったものが常に口の中にある状態になれるまでに時間がかかりました。最初は口内炎だらけ・・・(笑)　これも仕方ない！耐えるしかない状態。。。

食事をした後も、ブリッジに食べかすがついてしまうのが嫌で、外出時にも必ず歯ブラシを持ち歩くようになりましたね。でもこれはイイ習慣になったかなと思っています。

これから少しずつ歯の動きが出てきて、一か月に一回ワイヤー強度の調整に、矯正歯科通院☆彡

毎月一回、ワイヤーの強度が強くなっていって、歯にテンションがかかり、動きが出てくるのですが、調整後一週間くらいが痛いんですよね～～～。。。　食事が楽しくない時期が月に一回ある、って感じですかね。

ただ、少しずつ歯の並びが整ってくるのは、みていて嬉しくて、それを励みに頑張る日々。

私はカレーが大好きなのですが、カレーを食べると、ワイヤーを固定する歯1本1本についている土台に黄色に変色してしまうんですよね・・・。　なので、カレーを食べたいときは、矯正の前日か当日のランチにするようにしてました(^^)

私は親知らずが四本とも一番奥の皮膚の中に埋没している状態。　切って抜かないと、きれいな歯並びにならない状態だったので、一か月に1本のペースで抜いていきましたね～、、、　これがほんとうにしんどくて、親知らずを抜くって、かなり慎重にすることをおススメします。

あたまに近いところですし、下の歯は首の神経にも近いので、かなりデリケートなところですもんね。

下の歯を抜いた時はかなり顔が腫れました・・・。

子供の時に矯正している子って偉いな～と感じます。30過ぎた大人でも最初は相当辛かった・・・。。。ただそれも数か月もすれば慣れてきますし、自分で外せないので従うしかないというか。。。

調整した直後は、硬いものを食べるのが辛いので、食事に制限がかかるのが辛くも感じたりしましたね。でも歯が整いだすと、きれいに並んでいくことに意識が向くので、痛みも我慢できる！

通常、子供の時に歯科矯正をすると、医療費控除の対象になり、優遇を受けることが出来ますが、大人になると、美容矯正の意味合いに取られるらしく基本的には医療費控除の対象になりませんでした。（※私が矯正した10年ほど前のお話です）

ただし、大人になっても、かみ合わせが悪くて矯正した、などの医療目的で、歯科医の診断書がある場合は医療費控除の対象になる可能性が高いので、まずは確認したほうがいいと思います☆彡

歯は、今まで居た位置を記憶しているそうで、もとに戻ろうとする力がかなり働きます。矯正のワイヤーが取れた後の解放感に浸っていると、すぐに元の位置に戻ってしまうのでご注意を！

固定用のマウスピースは1年以上は継続的にすることをおススメします。

ちなみに私は矯正後のマウスピースを少々さぼってしまい(笑)、一部が戻ってしまって、また下の歯だけワイヤーを締め直すことになり、時間がかかってしまいました。。。

二度目のワイヤー装着に懲りた私は、それからはきちんとマウスピースを装着して寝るようにしたので、今のところ10年ほど経過しようとしていますが、大きなずれはありません。

当時は3年って長かったな～って感じましたが、今も歯並びが綺麗な状態を見ていると、本当に矯正してよかったな～と思いますし、歯磨きもしやすい！フロスもしやすい！ので歯の健康維持にもとても良かったと感じています。

車が一台買えるくらいの金額がかかってしまいますが、健康に投資すると考えれば、歯の健康はとてもとても大事なことなので、相当価値あることだと思います。

今はもっと医療技術も進歩しているでしょうし、もっと短縮して矯正できるパターンもあると思うので、気になっている方は相談だけでもしてみるのはアリなのではないでしょうか☆彡