写真の世界も奥が深いし、そこに魅了される方も多い。
私もその一人ですが、特別にココロを奪われた作家さんが「田所美惠子先生」です。
針穴写真という手法で撮られる写真はモノクロ世界でありながら本当に美しく魅せてくれます。
針穴写真とは
ピンホールカメラ(英: pinhole camera)と言われる写真レンズを使わない針穴(ピンホール)を利用したカメラで撮影した写真のこと。
※ピンホールカメラとは:針先のような小さい穴(ピンホール)を使って光を通し、
一定距離の先にあるフィルムや印画紙などの感光材の上に像を映し出す仕組みのカメラ
暗い部屋で小さな穴を壁に開けると向こうの景色が映る、これはカメラの原点でもあるカメラオブスキュラの原理。
実際にこの針穴カメラを見たとき、「え?これで撮影できるの?!」というようなモノ、というか、
田所先生が使われてカメラの外側は、何かのお菓子のカンカン?!と思うようなものでした。
ただ、このとてもシンプルなカメラから映し出される写真の数々がまことに美しく、ココロを奪われてしまいます。。。
田所美惠子先生
針穴写真家としておそらく日本で一番有名なのが田所先生なのではないかと思います。
私が初めて先生の作品を見たきっかけは、ふらっと立ち寄ったギャラリーで見たことでした。
そのときはフランス、パリを写した写真展示でしたが、素敵な作品の数々でした。
その展示から、どーも事あるごとに、なぜか私の脳裏にふっとそのパリの写真が思い出されるようになって、
この針穴写真の写真集だったり、何か鑑賞できるものがないかと探すも、なかなかいい出会いがありませんでした。
それから1年ほどしてから、またふっと脳裏に浮かんだ時に、
「どこかで展示会やってないかな・・・」と思い、調べたら、
ヴェネツィアの写真展示の告知を見つけて、早速写真展に行ってみました。
その時に、田所先生と直接お話しできる機会があって、
フランスパリの写真への1年思い続けた熱い想い、、、と語ってしまいました。。。
写真を自宅で鑑賞できるように購入しようと思い、先生へお願いしたところ、
いろいろ作品をみせてくださり、直接説明を聞きながら決めるという贅沢な時間を過ごすことに・・・(嬉)
決めた1枚の写真は、パリのエッフェル塔を写した作品。
先生がパリに住んでいた何年も前の景色の写真なので、
今の様子とは違うところがまたとても魅力的な写真です。
部屋に飾っていますが、これからはモノに執着しない時代ではありますが、
こちらの写真は私の今後の人生を共にしていく大切なアイテムの一つです。
お話ししていても穏やかで、とても知的な面を感じる素敵な先生で、時間があっという間に過ぎてしまいました。
写真の周りが・・・
針穴写真は、写真の周りがぼんやりと暗くなっていて、
そのぼやっとした感じがまたアート感強くて、好きなポイントです。
デジタルのようにはっきりくっきり写っているのではなく、
少しぼんやりしている感じが、写真!?絵画?!と思わせるような作品もあり、
個人的にはその微妙なモノクロ具合に魅了されてしまいます。
風景の写真も素敵ですが、静物(くだものやお花、食器など)の作品もとても素敵で、
写真集をたまに眺めては幸せな気分を頂いています☆彡

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