NFTは英語だと「Non Fungible Token」。日本語に直訳すると「非代替性トークン」 2020年の後半から一気に注目され始めて動き出しました。テクノロジーの進化をぐっと具体的に感じるNFTとは。
そもそもトークンとは
トークン(token)とは直訳すると「しるし」「象徴」などの意味ですが、従来の硬貨や紙幣の代わりに使うデジタルマネーを指したり、ネット決済やクレカ決済の際に使う認証デバイスそのもののことを指すこともあります。今すでに私たちの生活の中で自分たちがいつの間にか関わっているものです。
ネット決済のために必要な60秒間で変わる1回限り有効の使い捨てパスワード、「ワンタイムパスワード」を使ったことありませんか? そのワンタイムパスワードを表示するためのデバイスのことをハードトークンやソフトトークンと言います。

非代替性トークンとは
代替が不可能なブロックチェーン上で発行された、送信権が入った唯一無二のデータのこと。デジタル上での資産の鑑定書や所有証明書としての役割を持っています。今まではデジタルデータは簡単にアクセスして複製することが可能でしたが、それが同じモノとして他に代替することができない。
代替できない、1点ものの価値が証明できるのは、ブロックチェーン技術が可能にしています。暗号通貨が流通しているのもこのブロックチェーンが可能にしたものの一つ。
ただし、NFTとデジタル通貨、暗号通貨は違います。大きな違いが「非代替性」ということ。暗号資産はその他の通貨と同様に、ひとつひとつの資産にオリジナル性はなく、その数字の大きさが価値に比例します。 暗号通貨は代替可能(同質のトークンが存在する)です。
非常にわかりやすいNFT解説
なんだか文字で読んでもピンと来ない人も多いと思います。中田敦彦さんのYouTube大学での説明が非常にわかりやすく、未来を想像できる内容になっているので、ぜひこちらをご覧ください☆彡

NFTの現在の課題点
現在、国内において法的な定義や取り扱いや販売のルールが明確に定められていません。新しいものが世の中に登場した時にはこういう時期はあるとは思いますが、この時期に注意なのが、今は規制されていなくても、いきなり規制がかかって罰則が適用されることもあり得ます。
かつてWinnyというファイル共有ソフトがウィルスとして世の中を騒がせたことがありました。
Winnyはデータ転送における優れたアルゴリズムに加え、高い「匿名性」を実現しており、一部のユーザーが違法に入手した映画や音楽などの商用データがアップロードされて、さらにコンピューターウイルスが、Winnyにアップロードされてしまい、世界中に拡散するという事件が発生してしまいました。
その結果、Winny1の開発者である「著作権法違反幇助」の嫌疑をかけられ、2004年に逮捕、起訴されるという結末・・・。
ソフトの穴はあったにせよ、開発者が逮捕とは、今ほどネット社会が成熟しておらず、世間の認識が追いついていなかったこともこの結果に大きく影響していると考えます。
包丁は料理で使われますが、殺人に使うことも可能です。たとえ殺人で使われたとしても、包丁を考えた人・作った人が逮捕されることはありません。それは世の中の認識が一般的になっているからだと思います。
NFTもこれから世の中に浸透していくうえで、ルールが少しずつ作られていくのではないでしょうか。


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