世界中で愛されているムーミン。個人的にもキャラクターの中でも特にムーミンを見ていると、なんだかココロが温かくなる感覚があって好きです☆彡 なぜムーミンの世界にそこまで魅了されるのか? もちろん内容も興味深いものだったり、単にキャラクターデザインが曲線で柔らかいイメージで可愛らしかったり・・・。あと、もう一つとても大切な要素として、「色合い」があるのではないでしょうか。
大人にも子供にも見てもらえる色使いを意識して、あえて手作りにこだわり、色の世界にこだわった作品です。
作家トーベ・マリカ・ヤンソン
フィンランドの首都 ヘルシンキで生まれたトーベ・マリカ・ヤンソン。2001年に永眠するまで筆を取り続けた作家さんです。
最初はトイレの壁に花の長い生き物(ムーミンの原型と言われています)を書いたのが最初と言われています。両親も芸術系の仕事をしていて、生まれた時から芸術が傍にあって、本人も画家を志し、フィンランドや海外で勉強を続けました。
その後、スウェーデン語系の風刺雑誌「ガルム」のイラストの片隅に初めてムーミンと似た姿形をしたキャラクターを描いてから、その後、ムーミン小説の第一作「小さなトロールと大きな洪水」を出版。
こちらの第一作は発行部数は少なかったものの、初版で絶版になり、現在幻の作品となっています。
そして、1968年に「ムーミン谷の彗星」として大幅に改稿されてから、現在のムーミンのカタチになっていきました。
途中、ムーミンの人気、過熱ぶりに、トーベ自身が絵画制作の時間がなくなってしまい、
精神的に疲れてしまい、最後にはムーミンを憎んだと言われています。
そんな時期の彼女を救ったのが、パートナーとなるグラフィックアーティストのトゥーリッキ・ピェティラという人物。そして絵画制作をつづけることが出来たと言われています。
第一作目と言われる「小さなトロールと大きな洪水」は、辛い現実からの逃避でもあり、戦争への抗議活動でもあったと言われています。

少数派の言語を使っていたこと
フィンランドは建国以来、フィンランド語に加えてスウェーデン語も公用語としていますが、
国民のほとんどがフィンランド語がメインで、スウェーデン語は5%ほどしか使っていないそうです。
トーベはそんな少数派の言葉、スウェーデン語を使っていました。
そんな少数派の言語を使っていたことが、彼女の思想にも大きな影響を与えたと言われています。
「言葉」は母国語については特に意識することなく話していると思います。
ただ、言語は、文化について考える上でとても重要な要素となります。
それは人間が思考する際には必ず言葉が必要ですし、人間同士がコミュニケーションをとれるツールの一つ。
言葉によって、世界、人種が切り分けられている側面があるからです。
日本語は文法中心の言語で、音声(読み方)は世界的に見ても簡単な発音なのではないでしょうか。
その反面、英語などのほかの言語は、どちらかといえば文法や文字というより、
音声中心の言語だなと感じます。なので音楽に乗った時に英語の方が発音しやすかったり、馴染みがイイのでは?と感じます。※個人的見解です。

手作りの色の世界
ムーミンはもともと、白黒の世界。
これを映像にする際に、大人にも子供にも観てもらえるような色使いを意識して、あえて3Dがどんどん進化している中でも、
手作りにこだわり色の世界にこだわりをもって作成されていたようです。
私が特にムーミンの良さを感じる一つが、「色」
少し発色を抑えたような穏やかな色合い、なんだけど、全体の調和がとれていて物足りなさは感じない、この色使いが好きです。
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