病気を遠ざけるために、カラダの中にある「毒素」をいかに排出してきれいに保っておくか?が重要です。
筋肉がほどよくついている状態が体液を流し、デトックスをスムーズにしてくれますが、
「運動は・・・」と腰が重い方も多いはず。
まずは日々の中で食養生を実践し、「毒出し」基本力をつけていきましょう。
薬膳って難しくない
薬膳と聞くと、なんだかハードルが高く感じ方も多いと思います。
でもそんなことはないんです。
普段、スーパーで買える商品や、今普通に食べている食材の取り入れ方で「薬膳」の世界になります。
たとえば、しょうが。
不調を感じたら「しょうが」!と言われるほど、
消化力を高めて、カラダを温めてくれる性質をもっていて
食養生や薬膳的にはオススメ食材のひとつです。
これを「今日はカラダが冷えてるな・・・」と感じる日や
外気が寒い冬の時期、など
カラダや環境の状況に応じて、食材を選ぶことが「薬膳」に繋がります。
誰でもいつでも手に入る食材で、使い方ひとつで全然世界は変わります。
とにかく難しく考えず、食材の特性を知り、取り入れ方に注意していけばOK!
プラス
発酵食品を一緒に摂りいれていけば最強ですね☆彡
季節ごとの旬を頂こう
今は年中同じ野菜や果物がスーパーに並んでいるので、なかなか旬がわかりにくいのですが
よく見ていると、
旬が来た野菜や果物は、陳列量が増えて、値段が安くなっていると思います。
この点を意識して買い物してみましょう。
季節ごとの毒出し食材は・・・・
- 春・・・春菊、ピーマン、キャベツなど
- 夏・・・アスパラガス、オクラ、さやいんげん、もやしなど
- 秋・・・れんこん、栗、落花生、牡蠣など
- 冬・・・にんじん、山芋、白菜、ブロッコリーなど

そのほか、芋類は季節や体質をあまり気にすることなく、食べても問題ないので
毒出し食材としてバランスよく取りいれていきましょう☆彡
また、木の実や果物類、きのこ類も一緒にとりましょう。
果物は甘くておいしいものも多いですが、取り過ぎは逆にむくみを助長しますのでご注意を。
木の実は、アーモンド・くるみ・松の実など、手に入りやすい食材が薬膳として活躍してくれます。
ただ木の実で注意なのは出来る限りオーガニックマークがついているものを選ぶようにしましょう。
正しい姿勢を保つ
骨格が歪んでいると、内臓は正しく機能してくれません。
考えれば当たり前の話なのですが、スムーズに身体の中を流していくためには正しい「道」を作っておくことが重要です。
正しい姿勢には「筋肉」が必要になってきます。
また、「気」のバランスも必要です。

ココロの状態はカラダへ反映します。
過度にストレスがたまると、カラダは硬くなり、流れを滞らせてしまいます。
胃腸が正しい位置で動いてくれると、消化力を落とすことなくエネルギーを取り込むことができます。
股関節をストレッチして柔軟に保ちましょう☆彡
発酵食品を摂る
最終的に薬膳についていろいろ語ったとしても、ここに行き着くのではないでしょうか。
発酵食品を摂る、です。
日本には素晴らしい発酵食品がたくさんあります。
味噌・しょうゆ・ぬか漬け・納豆・塩麹・甘酒・日本酒など
さすが東洋の中心地、発酵大国です。
でも残念なのが、これらの食材を日々食事に取り入れている日本人が少なくなっていることです。
西洋の美味しい食べ物もイイのですが、
やはり私たちのDNAベースは農耕民族です。
しっかりと野菜を摂ること
そして発酵食品を取り入れる!
デトックス力、毒出しを上げていく最強の方法は、
昔の日本人の食生活を思い出すことなのではないでしょうか。

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