【美術紹介】画家 クリムト KLIMT ~ウィーンと日本~

映画・芸術

日本と東洋の美術を研究し、作品も収集していたと言われている画家「クリムト」

ウィーンの画家と言えばクリムトというかたも多いのではないでしょうか。私は2019年に東京で開催されたクリムト展で初めて見て感動しました☆彡 哲学、医学、法学をテーマに描いた作品には日本の東洋的な要素が影響しているのではないでしょうか。

幸せな幼少期

クリムトは1892年ウィーン近くのバウムガルテンで生まれ、どちらかといえば質素な家庭環境の中で育ったと言われています。

幸せな幼少時期を過ごしたと言われていて、家族を非常に大切にしていて、生涯、母親と生涯独身だった姉と妹と暮らしました。

1892年父親が亡くなり、クリムトと弟の収入で家族全員を養うことになりますが、同年に弟が急死してしまう・・・

この弟の死が彼にとってとても大きなショックとなり、その悲壮は生涯続いてしまいます。

1883年までは弟と友人のフランツ・マッチェとともに学び、グループを組んで弟が亡くなる前まで「芸術家カンパニー」という名前で活動。

1890年ごろにウィーンを代表する画家に成長していきますが、

彼にとって弟の死が創作意欲を失ってしまうきっかけになってしまいます。そんな中でもテーマに沿って、描かれた作品の数々は印象的な絵画が多くあります。

クリムト絵画のテーマ

クリムトが本物の金粉を作品に用いたことは美術史上有名なお話し。

ウィーンの万博博覧会で、ウィーンの人たちが初めて触れることとなった日本美術。

エミーリエ・オルクリが10か月間日本に滞在し、版画と蒔絵の技術を学んだと言われていて、このオルクリの漆塗の作品が、クリムト作品の金箔に影響を与えたのではないか?と言われています。

◎身体的な起源

◎愛と性欲の神秘

◎対立と争い

◎老いと死を迎える人間の衰退 などのテーマを象徴的に扱う作品が多く

1894年から「哲学」「医学」「法学」を描いていきます。

そのほか

◎女性を描く画家 でも有名であり

◎風景画 ・・・ 一時期までは全く書いていませんでしたが、フリーゲ家(エミーレ・フリーゲは愛人と言われている)とともに定期的にザルツカンマーグート(オーストリアの観光地)で夏を過ごすようになってから心境の変化があったのか風景画も描くようになりました。

ヘレーネ・クリムト

姪であるヘレーネ・クリムトを描いた肖像画には足が止まるほどの美しさでした。

柔らかいベージュと白色の衣装がとても印象的な絵画。

クリムトは亡くなるまで独身だったと言われていますが、姪のことは可愛がっていたのでしょうか。

人物も風景も優しいタッチながら、力強さも感じる色使いだったり。。。

宇宙の永遠性に対する人間の思考の限界を描いた作品や、

「哲学」をテーマに描いた作品には実験的なものもあったり、自分の中にあるものと向き合いながら、その魂を芸術に落としこんでいるように感じます。

ベートヴェンフリーズ

1901年晩夏に制作したベートヴェンフリーズは、この時代を代表する作品になりました。

年末に誰しもどこかで一度は聴くベートヴェンの「第9」 この楽曲に着想を得ることで完成させた大作です。

クリムトはこの作品を通して、自分自身の個人的な問題にも取り組んだと言われています。

東京で行われていたクリムト展でも第9の曲が流れている中で絵画を鑑賞できました☆彡

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