映画『きいろいぞう』 

映画・芸術

Amazonプライムで上がってきたので、見てみました☆彡 2012年公開、西加奈子さんの原作映画化作品。人間らしい生き方、自然とつながる生き方、を描いてあって、宮崎あおいさんのハマり具合は半端なかった♡

いきなり夫婦から始まるお話し

あって目があった瞬間に、「結婚してください」「はい」からスタートする夫婦の「生きる」お話しです。二人はツマとムコさんと呼びあって、お互いの過去や詳しいことは知らないまま生活していますが、「気」を通わせながら生活をしている姿が描かれています。

きたーー、、、オリエンタルな生き方。。。 野菜を作って、調理して二人で頂くシーンも多々出てきますし、月の満ち引きに関係してツマの調子が変わっている様子が描かれたり・・・。ツマは植物や動物とコミュニケーションが取れる感受性の強い女性。

思い切り感情をぶつけて傷つけないと自分の気持ちが整理できないツマ。そのぶつけられた気持ちをじっと耐えて受け続けるムコさんが描かれていたり。

リリーフランキー演じる夏目、妻役は緒川たまきさん。緒川たまきさんの妖艶なミステリアスな感じが好きですが、今回の役もとてもハマっていましたね。リリーフランキーさんもいつも演技が自然ですが、今回は妻を愛しているのに、自分では彼女を救うことが出来ない苦しみを表現。

ムコさんの過去の苦しみと向き合い、一歩前進しようとする中で、リリー&緒川夫婦が重要な役として登場します。それを不安な気持ち、寂しい気持ち、悔しい気持ち、苦しい気持ちでじっと待ち続けるツマ、このあたりの宮崎あおいさんの演技が見事です。

「どんな時も一緒にいよう」

喜怒哀楽を表現しつつ、とある夫婦の愛の形を表現している素敵な映画。

ゾウは人間に近い生き物

怒らせると手が付けられない、と聞いたことはありますが、人間に似たところもあり、感受性の豊かな動物だそうです。小説がベースではありますが、映画の内容を見ていても、タイトルにぞうが入っていることに納得・・・。

優しくて、頭のいい動物として知られています。環境の変化に順応も早いそうです。集団で動いているイメージがありますが、それも野生の中で何か問題に直面した時に、群れでいた方が乗り越えていけることを理解しているからだそうです。

この映画も、人間は誰かと一緒に支えあいながら生きていることや、人が亡くなる悲しみなどが表現されているので、このゾウの特徴とも繋がるところがありますね。

宮崎あおい×向井理

小説を読んだことはありませんが、映画を見た個人的な感想としては、この二人はかなりはまり役だったのではないでしょうか。

感情を全て外に出すツマ、感情を表には出さずココロのうちは日記に記しているムコさん。そのムコさんの日記をこっそり読んでいるツマ。そのことを知っているムコさん。

ムコさんの背中には大きな鳥のタトゥーがあり、ムコさんの過去に捕らわれて動き出せなかった感情が最後、鳥が飛び立つ表現で映像化されています。

過去の感情と決別出来てからは、ムコさんは日記を書くこともなくなり、ツマとの関係も良好な様子が描かれていて、最初は「気」でのつながりから、最後は本当の夫婦へと変わっていく様子は、なんだか幸せな映画を見たな~という気分にさせてくれます☆彡

二人のナチュラルな雰囲気と演技がとても合っている素敵な映画でした。

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