韓国ドラマ「花遊記(ファユギ)」という「西遊記」の現代版が非常に面白かったです!
そこから「西遊記」が東洋医学の五行説と関係していることを知り、
興味津々☆彡
中国「西遊記」だけでなく、日本「桃太郎」もなにか関係があるのでは?
そんな観点から私個人的な視点ですが、
「西遊記」「桃太郎」「ラーマヤナ」の3つのストーリーを東洋医学を通じて分析していきます。
三蔵法師はホントは男?!
まず「西遊記」からスタートしましょう☆彡
日本でも大人気だった堺まちゃあきさん主演の西遊記!子供ながらに楽しく見ていました。
三蔵法師はあの美しいい夏目雅子さん。

そのほか日本のドラマでは三蔵法師が深津絵里さんだったり
人気の女優さんが数々演じられているのでてっきり設定も女性なのかと・・・
中国でのもともとのストーリーは、仏教道教に関する戯曲・雑劇と神話の伝説で
語り継がれているお話しであり、
三蔵法師は「男」なんだそうです。
ドラマ化する際に、男性も女性もいた方がエンタメになるから?という
理由からなのでしょうか。
韓ドラ「花遊記」でも女性
ちなみに韓国ドラマ「花遊記」の三蔵法師役も女性です。
オ・ヨンソさんが演じられています。
かなりアレンジされている現代版フィクションでエンタメで
孫悟空と牛魔王の「仲良く喧嘩しな」状態がとてもコミカルで面白いです。
ここで東洋医学的ポイントがあるんです。
12干支と方角を関連付けた表がこちらです。

北東は鬼や邪気が出入りする「鬼門」であり、
その反対が「裏鬼門」、南西です。
12干支で見ると、猿と牛は対照的な存在です。

世の中は全て陰陽であり、ヒーローは悪役がいないと成立しません。
このドラマの中では牛魔王が明らかに悪役という設定には
なっていないのですが、反発し合いながらも、お互いを必要とするときが出てきたり、
気持ちを理解しあったりするシーンが多々出てきます。
インドの十六羅漢に中国ではプラス2で十八羅漢となります。
十六羅漢とは「お釈迦様の弟子で特に優れた代表的な16人の弟子」を指します。
この追加になった2つのひとつが「隆龍」であり、
これは龍を降伏させるとされています。
「花遊記」の中でも最後の重要な場面で「龍」が出てきます。
確かドラゴンボールにも「龍」は重要なシーンで登場しますよね☆彡
ちなみに陰陽五行の色体表も反映しておきます。

「西遊記」を紐解く
主な人物は三蔵法師、孫悟空、猪八戒、沙悟浄です。
このストーリーのベースにあるのは東洋的陰陽五行説が関係しています。
孫悟空は「猿」
猪八戒は「豚」
沙悟浄は「カッパ」
前述の資料①の表を見て頂くと、
猿はタイトルにも入っている「西」です。

孫悟空は「金と火」の立ち位置設定で
猪八戒は「木と水」
沙悟浄は「土」
陰陽五行思想で考えると、
相克の関係上、「金は木より強くなければならない」ですし
「木は土より強い立場でなければうまくいかない」です。
孫悟空は猪八戒より強い設定ですし
猪八戒は沙悟浄よりも強い設定ですよね。
宇宙のルールである陰陽五行をこんなふうにストーリーにも
落とし込んでいて、今でも楽しませてもらえる話であることに
改めて感動します。
桃太郎を紐解く
日本の昔話でトップクラスに有名な「桃太郎」
岡山県の名物キャラクターでもありますが、
駅の前に銅像があって、卒業式シーズンにはヤンキーたちが
桃太郎の像によじ登り騒ぐ→警察が止めに入るという光景が
恒例行事となっています(笑)
桃太郎の登場人物は猿、キジ、犬です。
なぜこの3つの動物がピックアップされたのでしょうか。
いろんな諸説があるのかもしれませんが
これを西遊記と同様に陰陽五行思想として読み解いていきましょう。
前述の資料①をみていただくと一目瞭然なのですが、
鬼門に対して、裏鬼門に該当する干支が、猿、とり、犬です。
鬼退治がストーリーの根幹なので、鬼に対して
その反対の方角に位置している裏鬼門を持ってくるところがいいですね!

そしてもともと中国では「もも」という果物は
邪気を払って不老長寿を与えることのできる植物として考えられているので
「桃」が登場するのではないでしょうか。
裏鬼門から時計回りに、猿→とり→犬と順番に会っていくのも
この資料①をベースに考えられたのではないでしょうか。
インドのラーマヤナ
インドの大長編叙情詩で、ラーマヤナはサンスクリット語です。
英雄ラーマが猿の勇者らと協力して、魔王と戦って
誘拐された妻を取り戻すストーリーです。
こちらも東洋思想につながり、
西遊記と桃太郎との類似性も興味深いところです。

ちなみにこの誘拐された妻の名前が「シータ」です。
ん?どこかで聞いたことある?と思われた方も多いのではないでしょうか。
そうです、ジブリの天空の城ラピュタの主人公の名前です。
そして、終盤にムスカ大佐がいう台詞の中に「ラーマヤナ」という言葉も
出てきます。
中国、韓国、日本
政治的な視点が3国をとらえていくと、あまりポジティブなことは少ないように
感じてしまいます。
これは日本のメディアから受けている影響も多少なりともあるかとは感じますが
東洋的思想の観点でとらえていくと、歴史のベースにあるものは
とても似ていて、その土地ごとで多少変化はしているものの
根底にある原理原則は同じなのではないでしょうか。
西遊記も桃太郎もいつみても面白い、飽きないストーリーで
わたしたちを楽しませてくれますし、
韓国のエンタメは今世界中を楽しませています。
そもそも、BTSのような大人数グループは日本独特の文化でしたが
日本は世界に出て行けませんでした。
結局アジアですら完全包囲することはできていませんよね。
それを世界中へ持っていった韓国の底力と商売のうまさには
うなります。
これからは「東洋」の時代が来ていることを肌感覚でも非常に
感じるようになっています。
ぜひ日本も「アニメ」で世界へどんどん売り込んでほしいなと
個人的には感じます。
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