映画『キャラクター』 自分の中に潜む表と裏のキャラは?

映画・芸術

映画:キャラクター、観てきました。予告編を見た印象からは大きく期待を超えて面白い映画でした☆彡 わたしの見解・感想です。

オリジナルストーリー展開

今の映画はほとんどが原作が小説かマンガだったりしますが、これは構想10年、練りに練った作品として公開されたようです。

予告編を見た時から、「これは劇場で観たい~」と思っていましたが、ある程度の想定していた面白さを、大きく超えて、かなり楽しめました☆彡 

※念のためですが、連続殺人事件を肯定しているということではなく、エンタメとして考えてみて、ということです。

タイトルにもなっている「キャラクター」という言葉が、印象的にセリフの中で何度も出てきます。

誰しも、表に見せている「顔」と裏に潜む自分の内面がある。その裏に潜む内面は、自分でもすべて理解しているわけではない・・・ そんな奥底にある「キャラクター」を、売れない漫画家×美しき異常者の相対的な役で強烈に表現している作品だな、と思いました。

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Fukase 俳優デビュー作品

今回、ミュージシャンのFukaseさんが今作で俳優デビュー。「ほんとにこれが初めて?」というくらい印象的な演技で楽しませていただきました☆彡

小刻みに揺れる顔や、表情、目の動き、セリフの言い回しも、憑依しているかのようなハマり具合でした!

俳優に初めて挑戦するに際し1年間以上の準備期間を設け、ワークショップに通い、様々なシチュエーションで演じるトレーニングを積んでいたそうです。「センス」プラス「努力」

芸人で演技が上手な方も多いし、ミュージシャンの方もセンスがあって多彩で凄い方が多いな~と感じます。

永井聡監督の美的センスが素敵

私は永井監督の作品が好きですが、こういうサスペンスは初めて見たので新鮮でした。

ただ共通しているのは、美的センスが抜群にかっこいいところ。劇中のインテリアや、色、衣装、構図、私の好きポイントが満載です、毎回☆彡

芸大卒業して、有名なCMの制作に携わったあと、「ジャッジ」という映画で監督デビュー。この「ジャッジ」も好きな映画です。私が特に好きなのは、「恋は雨上がりのように」なんですが、今回の映画のテイストとは全然違いすぎます(笑)

今回の音楽もとてもかっこよくて、作品との相性もイイ感じです。

人の奥底に潜む「表」と「裏」

私の今の考え方、見方が、どーしても東洋思想寄りになってしまうのですが、今回のテーマになっている「キャラクター」、とても真面目な主人公の漫画家と、振り切ったサイコパスな異常者の、裏と表で「陰陽」が表現されているなと・・・。

fukase演じる「両角(もろずみ)」がいうセリフで「先生は漫画の中で人を殺してますよね?僕と何が違うの・・・」

個人的には印象的なセリフ。。。人は誰しも、周りに見せている「顔」と見せていない「顔」が存在する。それは自分でも全部の「顔」を理解しているのか?と言われると難しい・・・。フロイト的には潜在意識が95%とも言われています。この映画の中でも極限まで追い込まれた主人公が見せた「顔」とは・・・。

正義も悪も表裏一体、相対的に波のように存在している。

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